岡山後楽園は、岡山藩2代藩主池田綱政が藩主のやすらぎの場として作らせた庭園です。綱政の時代には、園内に点在する建物の座敷から眺望を楽しむという要素の強い庭でした。
綱政の子、継政は能舞台周辺の建物を大きく改築し、園内中央に唯心山を築き、そのふもとに水路を巡らせ、沢の池と廉池軒の池を結ぶひょうたん池を掘らせました。こうした改変で庭を巡り歩いても楽しい回遊性が備わってきました。
江戸時代の後楽園には、許しがあれば領民も入ることができました。能を好んだ綱政は自ら舞う姿を見せたり、継政以後の藩主たちは、参勤交代で岡山を留守にする間は日を決めて庭を見せています。
江戸時代のおもかげを伝える庭園として、金沢の兼六園、水戸の偕楽園とあわせて「日本三公園」と称され、今では日本三名園として親しまれています。
◆庭園レポート
戦国武将の宇喜多秀家に興味があったので岡山城に行った際にすぐ横にある後楽園を訪れてみました。それから月日は流れ数年後、なんと後楽園で挙式することになりました。
後楽園に決めたのは色々事情もあってのことだったのですが、まず名園で挙式できるということ、料金が割と安かったこと、仕上がりの写真が素晴らしく美しいので後楽園での挙式かなりオススメです。
でもその数年後に離婚してしまいましたが…。でも式は本当に後楽園で挙げられてよかったな~と今でも思います。あんな機会もう二度とないと思うので。広い庭園内には築山や茶室、能舞台など随所にみどころがあります。
その当時の写真です。残念な結果にはなりましたが本当に良い経験しましたよ…。
◆入場時間
無休 7:30~18:00
◆入場料
大人400円
◆所要時間
1時間ほど
◆アクセス
岡山市北区後楽園1-5 地図
・JR岡山駅から徒歩25分
・JR岡山駅から市内バス12分…バスターミナル1番乗り場、岡電バス「藤原団地」行き→「後楽園前」下車すぐ
・JR岡山駅から市内電車東山行きで4分…「城下」下車徒歩10分