日本庭園の植栽

植栽とは草木を植えることをいいます。



古くから日本人は常緑である杉や楠を神が舞い降りる依り代として大切にしてきました。神社などでよくご神木として大切にされていますよね。また長年生きる象徴として松を植栽の主役にしてきました。鶴島や亀島に松を植えるのも松は蓬莱島の仙樹だからです。


花木
季節に花を咲かせる樹を花木といいます。平安時代には庭園に花木は多用されていましたが、中世の禅寺の枯山水や露地では花木はあまり取り入れられず、意図的に庭園の色彩を抑える向きがありました。
色を抑えていても、落葉を目前に真っ赤に色づくあわれさやはかなさを感じることのできる紅葉は別だったようです。江戸時代になると花木は大名庭園で再び多用されはじめます。


蘇鉄
外来種の珍しい植物を庭園に取り入れだしたのは桃山時代以降。派手で豪快な武将や大名が好んだとされています。


ツツジやサツキの形もの
人の手で仕立てられた樹形を形ものといいます。波や大陸に見立てたり、様々な表現に使用されます。