特別名勝の方丈前庭、小堀遠州の七五三の庭、狩野探幽の障壁画と天井画。みどころありすぎ大徳寺本坊
大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山。鎌倉時代末期に開創。室町時代には応仁の乱で荒廃しましたが、一休和尚(一休さん)が復興しました。桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀をおこない、信長の菩提ぼだいを弔うために総見院を建立。それ…
大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山。鎌倉時代末期に開創。室町時代には応仁の乱で荒廃しましたが、一休和尚(一休さん)が復興しました。桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀をおこない、信長の菩提ぼだいを弔うために総見院を建立。それ…
山梨県にある恵林寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。1330年に、二階堂出羽守貞藤にかいどうでわのかみさだふじが夢窓疎石を招き、自邸を禅院とし創建しました。甲斐の覇者、武田信玄が自ら菩提寺と定め、寺勢を高めました。武田信玄亡き…
京都の法輪寺は臨済宗妙心寺派の寺院。達磨寺としても有名で、境内のだるま堂には所狭しと様々なだるまさんが並べられています。ころんと丸い形のだるま人形が縁起物として人気ですが、法輪寺が「だるま寺」として有名になったのは第十代…
山梨県甲府市にある東光寺。平安時代に建立。その後荒廃し、密教寺院でしたが鎌倉時代に山梨に配流されていた渡来僧の蘭渓道隆らんけいどうりゅうが禅宗寺院として再興しました。 ◆庭園レポート 日本に禅を伝えた蘭渓道隆の作庭と推測…
報国寺は1334年(建武元年)天岸慧広の開山に創建された臨済宗建長寺派の寺院です。開基は足利家時(あの足利尊氏の祖父)です。室町幕府を立てた足利尊氏は関東を治めるのに息子、基氏を鎌倉公方に据えました。鎌倉では九十年にわた…
円通院(えんつういん)は、臨済宗妙心寺派(りんざいしゅうみょうしんじは)の寺院です。日本三景のひとつ宮城県松島町にあります。 ◆庭園レポート 円通院には二つの庭園があります。石庭「天の庭」と「地の庭」。天の庭は須弥山を中…
源光庵は約670年前に臨済宗⼤徳寺2代・徹翁国師(てっとうこくし)によって開創され、1694年に⼤乗寺27代・卍⼭道⽩禅師(まんざんどうはくぜんし)が住持してからは曹洞宗の寺院となりました。 ◆庭園レポート 源光庵は「悟…
妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で、広大な敷地内には46にも及ぶ寺院や塔頭が建ち並んでいます。その塔頭のひとつ、東海庵には三つの庭園があります。 ◆庭園レポート 「無」を表した方丈庭園は手水鉢以外なにもなく、この上なく清浄…
臨済宗・天龍寺派、等持院は1341年に足利尊氏が夢窓疎石を開山に迎えて衣笠山の南麓に創建されました。のちに尊氏・義詮将軍の時代に幕府の地にあった等持寺も移されて、足利将軍家の菩提寺となりました。応仁の乱などの戦火に見舞わ…
禅宗(臨済宗・曹洞宗)は鎌倉中期に伝来し、浄土宗・浄土真宗・時宗・日蓮宗などとともに鎌倉新仏教として世の中に広まります。⇒鎌倉新仏教についてはこちらの歴史コラムをお読みください。 禅の修行は深山幽谷の大自然の中でおこなう…
足利義満が北山殿に金閣を建て足利義政が銀閣を建立し、義政が亡くなるまでの約100年間。北山文化から東山文化へと様々な文化様式が花開いた室町時代は禅宗文化の黄金期でもありました。 金閣寺の庭園は西園寺公望公の別荘地だった頃…