三千院は伝教大師最澄が比叡山、東塔南谷の山梨の大木の下に一宇を構えたことに始まります。その後、慈覚大師円仁に引き継がれ平安後期以降、皇子皇族が住持する宮門跡となりました。寺地は時代の流れの中で、比叡山内から近江坂本、そして洛中を幾度か移転し、現在の場所に落ち着いたそうです。
◆庭園レポート
客殿前の鑑賞池泉庭園「聚碧園」は金森宗和の修築によるものです。金森宗和の茶の湯は”姫宗和”と呼ばれたようですが庭園もどこか優美。エレガントさを感じます。華美さはありませんが細やかな美しさがありますメインの樹木が紅葉なので訪れた冬のさなかでは落葉中でしたがこれもまた味わいがあり、いい~。

もう一つのお庭「有清園」は広々とした池泉回遊式庭園で苔が青々とした空間。杉やヒノキなど大きな木が立ち並びさながら森の中にいるかのよう。池は渓谷式に水を流して池泉にそそぐようになっています。

わらべ地蔵もきれいに苔むして苔と同化していてなんともいえない風情があります。ほっこりってこういうこと。
◆拝観
無休
3月~12月7日 8:30~17:00
12月8日~2月 9:00~16:30
◆拝観料
700円
◆所要時間
1時間ほど
◆アクセス
京都市左京区大原来迎院町540 地図
京都駅から京都バス17、18系統「大原」下車