雪化粧が美しい、真冬の銀閣寺庭園

ginkakuji

銀閣寺は足利義政が夢窓疎石が作庭した西芳寺を模して作られた寺院で、正式名称を東山慈照寺といい、臨済宗の相国寺の塔頭寺院の一つです。銀閣寺と呼ばれることになった由来は江戸時代に金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなったといわれています。ちなみに金閣寺も相国寺の塔頭です。銀閣寺の庭園は平地に池泉回遊式庭園、裏山には枯山水庭園の上下2段で構成されています。向月台と銀沙灘と呼ばれる砂盛りがあり、これらの砂盛りは月待山に上る月を観賞する為に作られたという説と月の光を反射させて本堂を照らす役割があるという説の2つの説があります。しかしはっきりとした目的はわかっていないそうです。どちらにせよ、向月台、銀沙灘共に「月」に関する役割であることは間違いのないようで、このことからも金閣寺=太陽、銀閣寺=月というイメージがついたのかもしれません。ちなみに使用されている砂は「白川砂」と呼ばれる京都特産の砂だそうで、この白川砂は光りの反射率が高く間接照明の役割を果たしているとされています。

◆いけこボイス
雪が降った翌日に行ったのでうっすらと雪化粧を施されていました。庭園に入る前のピシィッっと清々しいほど、整然と整えられた生垣も見応えがあります。庭園内でやはり一番に目を引くのは白砂で造られた銀沙灘(ぎんしゃだん)と富士山状に盛られた向月台。池にうつる銀閣も美しいですし、洗月泉や上段の石組みなど色々なみどころがたくさんあります。ただ雪化粧の時期に行こうとなると相当寒いのでかなりの防寒対策が必要です。庭園とはまったく関係ありませんが、金閣寺の方丈で見た伊藤若冲の“玉熨斗図”の手ぬぐいが売っており、嬉しすぎて小躍りして即買いしました。
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その名の通り、玉(宝珠)と熨斗と小槌の図なんですが私はなぜかこれが大好きで。縁起のいいものがたくさん入っているからですかね?とにもかくにも「玉熨斗図」の手ぬぐいを見かけたのは銀閣寺の売店だけでした。

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向月台

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銀沙灘

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洗月泉

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◆拝観
8:30-17:00(3/15日-11/30日) 9:00-16:30(12/1日- 3/14日)

◆アクセス
京都府京都市左京区銀閣寺町2
市バス5、17、203番系統で「銀閣寺道」又は「銀閣寺前」下車、東に徒歩5分。